今回、紹介するG26は本体の状態も比較的良く、付属品も揃った中古で手に入れたものです。
グロック26 (G26)は、オーストリアにあるグロック社が製造している代表的なセミオートマチックピストルのG17を中核にしたGシリーズの中でもっとも小さいサイズのサブコンパクトとよばれるモデル。様々な口径バリエーションがあるのですが、ポピュラーな9mmパラべラム弾仕様がG26です。
G26専用のパッケージ。コンパクトピストルのパッケージですが、箱サイズは他のモデルとあまり変わりません^^;
内容としてG26本体、マガジン、保護キャップ(本体装着)、マニュアル、クリーニングロッド、フラットマガジンベース、フォロアーストッパー、少量のBB弾です。
さて、本体を見てみると左側面はスライドとフレームグリップにある「GLOOK」のマークなども本物に準じたリアルな刻印が入っています。
つや消しブラックの塗装がされているスライドと梨地に仕上げされたフレームとの差がポリマーフレームオートの雰囲気を再現していて良いです。
ここで紹介しているG26は、内部パーツの交換をして、トリガーの位置によって、発射可能な状態であるかを目視で判断することができるコッキング・インジケータを再現しています。
少し残念なのがフレーム右側面にあるトイガンオリジナルになる刻印ですね。
手近にあったサムライエッジと比べてみました。グロックは、角ばったデザインなので曲線お多い92F系のオートと比較すると大きく見えてしまうかもしれないですね。しかし、手にしてみるとG26が手のひらサイズのコンパクトオートだということを実感できます。
コンシールドキャリー・ピストルらしくスライド前面のエッジを丸めて衣服に引っかかりにくいデザインを再現しています。よく見るとスライド前面の中央にパーティングラインが残っています。スライド上面だとパーティングラインがエッジに回され目立ちにくくなっています。
アウターバレルのマズルにポリゴナルライフリングの再現がありますね。
マニュアルセフティは、フレーム裏側のナンバープレーをスライドさせることでセフティを切替えます。トリガー側にスライドさせるとセフティオンでトリガーが引けなくなります。
これと別にトリガーセフティも可動し、本物同様にトリガー中央にあるセフティに指をかけないと常にセフティオンの状態となり撃てません。
フィンガーチャンネルが付いたグリップ。グリップ前面はフィンガーチャンネルがあるもののチェッカリングのない第2世代モデルを再現しています。
よりグリップの安定感を確保する為にマガジンバンパーが延長されフィンガーレストとなっています。
画像だとパーツ注文をして手に入れたガスブロG17用のノーマルサイトに交換しました。リアサイト交換はスライド裏側、ブリーチにあるプラスネジを緩めるとリアサイトが取り外せます。
本来、リアサイトは2ドットタイプの金属製サイトが装着されています。
ガスブロのグロックは、パーツも豊富でG17など共通して使えるものをあり、カスタムの幅も広がりカスタムのし易いモデルだと思います。
スライド上面と面一になるエジェクションポートカバー。本物のようにティルトバレルロックを再現していてスライドを引くとカバーが沈み込むギミックが再現されています。
スライドをジャコンと引いてからのホールドオープン。
本物だと9パラをマガジン内に10発入れることができます。このサブコンパクトサイズで10発装填し携行できるピストルはG26が登場した当時、希少なモデルだったそうで警察の関係者からも注目され私服任務や非番の際に携帯するケースも多かったそうな。。。
小型ながら装弾数15発を実現したG26用マガジン。金属製フィンガーレスト付きのマガジンバンパーは、付属するフラットマグプレートに工具無しで交換することが可能です。
G26は、25連や50連ロングマガジンなど全てのグロック用ガスブロマガジンが使用できます。逆にG26のショートマガジンは、G26にしか使えません。
通常分解をするには、マガジンを外して1度スライドを引いて内部のハンマーを起こす必要があります。そして、フレームのスライドロックを左右より押し下げ、スライドを前進させて外せます。
チャンバー裏にあるダイヤルを回してホップアップの弾道を調整します。ダイヤルが小さめなので操作しづらくも感じますが、工具無しでホップ調整できるのは良いと思います。
マルイのガスブロシリーズでも初期の製品であるG26は、スライドのスライドストップノッチに補強がされていないので、スライドストップを使用している内にノッチが変形してくるかもしれません。
実射してみるとショートサイズのスライドが勢いよくブローバックしてシャープなリコイルショックを体感できます。スライドのブローバックスピードも速く速射もしやすいのも特徴です。
初速を測ると0.2gBB弾5発平均で約65.7m/s(0.43J)という結果になりました。
東京マルイのグロック26は、ガスブローバックガンならではの手首にビシッと伝わるリコイルショックが魅力です。コンパクトサイズのピストルというアドバンテージでメインやバックアップ、どのシチュエーションでも頼りになる相棒となると思います。カスタムパーツも豊富な種類があり、自分だけのG26をカスタマイズする楽しみ方もありますよ。
ただ、ガスブロシリーズでも初期製品であるG26は、最新モデルと比較するとトリガーのコッキング・インジケータが再現されていなかったり、スライドストップノッチの補強が無いなどモヤモヤする部分もあるので、是非ともM9に続いてG26もリニューアルして欲しいですね。
定価:12,800円(税別)
重量:約571g
全長:約165mm
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この記事へのコメント
パイソン007
モデルガンのG26は、クラウンのポケットハンドガンのイメージが強い(いつもの店舗にもあります。)ですが、台湾製である同社のリボルバーやライフルなどとくらべますと、提携先の違う韓国製とあってリアリティや品質などは劣っている印象を受けます。
ラインナップには、デリンジャーというマニアック(?)なものも存在しているのですが……。
本日、またしても新たに購入しました。
M92Fに続くエアーコッキングシリーズ、オートマグⅢです。
"欠陥銃"といわれたオートマグⅠから、メーカーを変えて改良に改良がなされたのがこのオートマグⅢで、防弾チョッキをもたやすく撃ち抜く高い貫通性から、"ボディーアーマーキラー"の愛称で知られ、ハンティング用として高い人気がある銃です。
撃ってみた感想は、ホップアップのホップのかかりが多少過剰な感じを受けますが、心なしかM92Fよりもコッキングがしやすく、手ごたえもやや大きい感じです。
残念ながら電動ブローバックはまだ発売されておりませんが、もし実現するとどんなモデルとなることでしょうか。
まるきち
クラウンもグロックのポケットサイズがラインアップされていますよね。上手くグロックをデフォルメした形状が面白くて、当方のコレクションに持っていますよ^^
ポケットハンドガンシリーズには、他にもデリンジャーなどマルイがモデルアップしなさそうなものもあり魅力的です。
オートマグIIIは、カービン・ライフルの弾を使用するモデルだけあってロングスライドと前後に幅広なグリップが特徴ですよね。もし電動ブローバックモデルになったらロングスライドの為、よりブローバックアクションに迫力がでるでしょうね★
A9
なるべくマルイのものでオススメがあれば教えてください。
まるきち
オススメはマルイのエアーハンドガンシリーズです。
電池やガスも必要ないので手軽に楽しめて種類も多くて
A9さんのお気に入りになるモデルもきっとあると思いますよ