素材はアルミ・ダイキャストでしょうか。金属製で剛性も高くガッチリとしています。マウントベースの重量は約187gです。
つや消しまではいかないものの、つやを抑えた半光沢仕上げになっています。
ちなみにパッケージ裏の表記によるとこのマウントベースは中国製で東京マルイが製造ではなさそうです。
マウントベースの前後に用途不明のスリットと上下に穴が開けられています(勉強不足で申し訳ありません)。
上面は20mm幅のレイルになっていてドットサイトやスコープ(マウントリング)を搭載可能です。
ボルトアクション向けのスコープ用マウントベーなので全長は145mmもあり、14スロット分の長さがあります。
全幅は締めこんだノブを含めて約44mmです。
取付方法はM4/M16A4の取り外し可能なキャリアハンドルと同じように横にある2個のノブを緩めてから20mmレイルの上にマウントベースを載せてノブを締め付けてマウントを固定します。
ノブの形状はM4/M16A4のキャリアハンドルから流用したのか殆ど同じ形状で増し締めをコイン等で行えるように溝があります。
M4 ライトプロを用意してフリップアップリアサイトの前に装着してみました。その為、マウントベースがレシーバーに乗り切らずハンドガードまで越えています。
マウントベースの支柱部分は肉抜きされ空洞になっています。
M4のレイル天面からマウントベース天面までの高さは25mmあります。
25mmの高さがありますが、マウントベース越しからでもフロントサイトを狙えてフリップアップサイトも使用できそうです。


ドットサイトを載せた状態をマウントベース有り無し2パターンを比較してみました。


マウントベースが無いとレティクル(照準線)の位置は低く弾道(銃身軸)とのズレは少ないのですが、フロントサイトが照準・視界を塞いでしまっています。さらにドットサイトを覗く為に窮屈な姿勢になるので狙いにくいです。フルフェイスゴーグルを装着し頬付けしながら狙うのは困難かもしれません。
一方、マウントベースを装着し高さを稼いだ分、レティクルの位置は高く弾道との差は大きくなりましたが、照準は開けています。また、高さがあるので自然な姿勢で構えられて、ゴーグルを装着しストックに頬付けしながらも迅速に狙えるようになります。
ハイ・マウントベース+スコープを載せてスナイパーを満喫するのにも良さそう。
東京マルイのハイ・マウントベースは2つのノブにより取り付け取り外しが可能で全長 145mmもあるのでドットサイトやスコープも搭載できるパーツです。サドル高が25mmで光学サイトのレクティカル位置を短時間で高くすることができます。
金属製で剛性や質感も良く汎用性が高い20mm幅のレイルに対応しているのが魅力です。
ただ、メタル製が故に重量が約187gもあって小型・軽量な光学サイトを搭載すると折角のアドバンテージが相殺されてしまいます。。。
重量増になるのが「嫌だ!」という場合は、このハイ・マウントベースではなく樹脂製や小ぶりのマウントベースをオススメいたします。
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